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ARTWORK

Heading / 後藤 映則

インスタレーション

人の背よりも高い白いオブジェは、よく見ると人体の形状を模している。「歩く」という人々にとって根源的な動作が回転によって立ち現れ、この大きな人は「どこか」へ向かって歩き続けている。これらの作品の原型は、パンデミックによって物理的な移動が困難になり、作者自身も制約を受けたなかで、人間は移動する生き物であること、動き続ける存在であることを改めて実感したことから生まれた。作品の台座は方位を表すクロックポジションの形をしており、混沌としたこの時代において、人々は今どこを歩いているのか、どこへ向かおうとしているのか、その選択肢を示そうとしている。
また、周囲には作者が訪れた世界各国の交差点で撮影した歩く人々が閉じ込められた、小さな箱型の作品が点在しており、彼らも同じように、どこかに向かっている。その先で何が起こるかを前もって知ることはできないが、人は前へと歩く。多くの人が行き交う臨海副都心に情景を重ねながら、歩く人々の姿が浮かび上がる。







■展示日時
2022年9月16日(金)~25日(日)
10:00~20:00

■展示場所
石と光の広場
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アーティスト

後藤 映則



アーティスト。1984年岐阜県生まれ。原初的なメディアや素材から、現代的なテクノロジーまで、さまざまな手法を用いて、動きや時間、そしてそこから立ち現れる生命感を主題に据えた作品を制作している。近年の主な展覧会に、2022年「光‧舞弄‧影-2022 臺灣國際光影藝術節」台湾国立美術館(台北)、2021年「生態系へのジャックイン展」見浜園(千葉)、2020年「高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.09 時どきどき想像」高松市美術館(香川)、2019年「Ars Electronica Festival 2019」POST CITY(リンツ)など。現在、武蔵野美術大学准教授。
https://www.akinorigoto.com/



WORKS



ENERGY #01

toki- BALLET #01

Progress

toki- WALK #01